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スポーツウェア「phenix(フェニックス)」 SHIFFONが事実上の事業承継 2020.10.9 NEWS
「株式会社SHIFFON(シフォン)は、「株式会社フェニックス」の親会社である「中国動向集団有限公司」とスキー・アウトドアブランド「phenix(フェニックス)」のマスターライセンス契約を締結しました。
本契約は、マスターライセンス契約でありますが、取引先、人材の一部、テクニカルセンター等フェニックス社のノウハウをSHIFFONが引継ぐ事になります。
この契約締結により「株式会社SHIFFON」はマスターライセンシーとして、中国を除く、日本をはじめとした世界中で「phenix」ブランドを展開する権利を有することとなります。契約期間は2021年1月1日から2024年3月31日までの3年3か月間。双方の協定によって合意された場合さらに2年間延長することとなっております。
【株式会社SHIFFON代表取締役 西村 健太のコメント】
「SHIFFONはこれまで、メーカー・ディストリビューター・ライセンス・並行輸入・海外事業等、多角的なビジネスを行ってきており、独自のサプライチェーンを構築し、圧倒的な情報量と国内外の流通のノウハウを蓄積してきました。
phenixテクノロジーの心臓部であるTECHをはじめ、これまでフェニックスが培ってきたことの事業承継には非常に大きな価値があります。衣食住の『衣』の中でも、業界は細かくセグメントされており、その商流・慣習は各ジャンルによって異なります。
長い歴史を持つ「phenix」に、我々が幅広い事業から得たマーケティングのノウハウをクロスさせることで、従来のルールに捉われず、セグメントされた業界の壁を越え、スキー・アウトドア業界に新しい価値を生み出せることを確信しています。」
【株式会社フェニックスの社長、王 亜磊(ワン・ヤレイ)のコメント】
「phenixは長い歴史を持つ日本ブランドとして、スキーウェアやアウトドアウェアを展開してまいりました。今後、中国動向集団はSHIFFONと手を携えて、phenixブランドに引き続き投資し、積極的に改革していく予定です。また、SHIFFONは2018年から「Kappa(カッパ)」ブランドのライセンシーとして中国動向集団、株式会社フェニックスと協力し、日本の市場にフィットする優れた運営能力を発揮してきました。今後、この双方の協力関係は「phenix」ブランドはよりよい方向に導くと確信しています。」と述べています。
【フェニックスについて】
「phenix」ブランドは、1952年に日本で誕生し、1955年当時の最新素材・ナイロンをいち早くスキーウェアに導入しスキーウェアブランドとして礎を築きました。1978年のダウラギリ遠征(8167m)では、国内で初めてヒマラヤの超高所に耐えうるダウンウェアを開発し登頂をサポート。さらに、世界トップレベルを誇るノルウェーアルぺンスキーチームのオフィシャルサプライヤーとして長年、最先端のスキーウェアを製作し続けておりphenixのスキーウェアへの情熱は世界でその名を轟かせる程です。
▼メディア掲載
繊研新聞社ニュースサイト(2020/10/08)
【スポーツウェアの「フェニックス」志風音が事業継承】
https://senken.co.jp/posts/phenix-201008
《本件に関するお問い合わせ先》
株式会社SHIFFON
PR佐々野康平(Tel:03-6666-4321/mail:s.kohei@shiffon.com)